:不安型:相手の反応に敏感
:安定型:境界線が明確
相手からの返信が遅れるだけで「嫌われたのではないか」「この関係は終わる」と極端な恐怖を感じ、パニックになる。
孤独は寂しいが、深く踏み込まれると「自由が奪われる」「傷つけられる」と感じて、急に距離を置きたくなる(蛙化現象など)。
相手のSNSのオンライン状況、いいね欄、フォロワーの増減を常にチェックし、相手の行動を把握していないと安心できない。
素直に愛を求める代わりに、わざと冷たくしたり、別れを切り出したりして、相手が追いかけてくれるか(愛しているか)を試そうとする。
「困った時に頼れる場所(心の拠り所)」が自分の中にも外部にもなく、常に情緒的にホームレスのような不安を抱えている。
恋人からの連絡が途絶えてパニックになっている不安型と、安定したアタッチメントを持つ安定型の対話。不安型は「試し行動」に出ようとしています。
ねえ、彼がもう6時間もLINEを未読無視してるの。でもインスタのストーリーは上げてるんだよ? これって、もう私のことなんてどうでもいいってサインだよね?(①見捨てられ不安・③デジタル監視)
6時間なら、単に仕事が忙しいか、SNSを見て息抜きしたい気分なだけかもしれないよ。『SNSを見る元気はあるけど、返信を考える元気はない』って時ない?」 (→事実と感情を分け、相手の状況を冷静に推測する。)
私なら好きな人には即レスするもん。後回しにされるってことは、優先順位が低い証拠だよ。もう終わりだ。傷つく前に、こっちからブロックしてやろうかな。(④試し行動)
ちょっと待って。それは『相手を試す』行動だよ。不安だからって、自分から関係を壊しにいったら、相手は本当に去ってしまうよ。まずはスマホを置いて、深呼吸しよう。 (→ 不安からくる衝動的な行動(プロテスト行動)を制止する。)
だって、こうでもしないと私の気持ちなんて伝わらない! どうして彼は、私がこんなに不安なのに気づいてくれないの?
彼は『回避型』の傾向があるかもしれないね。あなたが追いかければ追いかけるほど、彼は責められていると感じて、殻に閉じこもってしまう(逃げる)んだよ。今は追撃しないのが正解だ。 (→ 典型的な「不安型(追う)」と「回避型(逃げる)」の悪循環を指摘する。)
じゃあ、私はこの不安をどう処理すればいいの? 寂しくて死にそうなのに。
その不安を彼に埋めてもらおうとするんじゃなくて、まずは自分で自分をなだめる(セルフ・スージング)んだ。美味しいお茶を飲むとか、好きな映画を見るとか。『彼がいなくても私は大丈夫』という感覚を取り戻すのが先だよ。(⑤安全基地の確立)
彼がいなくても大丈夫…。難しいけど、確かに私が逆の立場だったら、鬼のような追撃LINEが来たら引くかもね。わかった、今日はスマホを機内モードにして寝ることにする。
それがいい。あなたが自分の足で立った時、彼との関係も対等になれるはずだよ。何かあったら私が話を聞くから、安心して。 (→ 友人が一時的な「安全基地」となり、相手の自律を促す。)
アタッチメント・スタイルは固定されたものではなく、関わる相手や環境によって変化します(獲得安定型)。
会話例のように、不安になった時に「相手に執着(攻撃)する」のではなく、「自分自身をケアする」方向へエネルギーを向けることが、不安定なアタッチメントを安定させる第一歩です。
①メタ認知
「今、私の愛着システムが誤作動してパニックになっている」と気づく。
②行動停止
衝動的な連絡やブロックを止める。
③安全基地
自分自身、または信頼できる友人に頼る。
上記の3つを心掛けることにより、自分自身を安定させることができます。
現代社会では、SNSによる常時接続や人間関係の希薄化により、「不安型」や「回避型」といった不安定な愛着スタイルが強化されやすい傾向にあります。 現代人に多く見られる、愛着が不安定になると、健全な人間関係を築くのに苦労している状態です。 自分を客観視して、今ある状況を整理した上で次の1手を考えましょう。自分本位になるのではなく、相手を思い遣った行動をとることで、自然と自分自身も安定するはずです。
投稿日: 2026年1月15日 - 更新日: 2026年1月15日