データ名:昼夜間人口比率(2020年国勢調査)
100%を下回る街は、「昼間は仕事や学校で人が外に出ていき、夜になると住民が帰ってくる街(ベッドタウン)」を意味します。産業活動が少ないため、夜間の静穏性が高いエリアです。
データ名:可住地人口密度
人が住める面積に対する人口の密集度。これが適度に低いと、隣家との距離が保たれ、生活音が気になりにくくなります。
【データ】
・静寂スコア:★★★★★(札幌隣接市でトップクラス)
・昼夜間人口比率:87.2%(典型的なベッドタウン型)
・コメント:
札幌市に隣接していながら、昼夜間人口比率が80%台と低く、完全に「住むため」に特化した街です。野幌森林公園という巨大な「緑の壁」が札幌の喧騒を物理的に遮断しており、データ上の人口密度以上に静けさを感じられる数値が出ています。
【街の解説】
「視覚的なノイズの少なさ」が特徴です。レンガ造りの建物や並木道が多く、街全体が落ち着いた色調で統一されています。徒歩圏内に道立自然公園があり、仕事帰りに「森の匂い」を嗅ぐだけでオンオフの切り替えが可能です。
【街に住む上でのデメリット】
冬の雪の重さです。札幌おろし(風)の影響を受けやすく、札幌中心部よりも積雪量や地吹雪の頻度が高い傾向にあります。除雪の負担は考慮する必要があります。
【データ】
静寂スコア:★★★★★(区内1位)
緑被率:札幌10区内で圧倒的No.1
分析コメント:
札幌市内でありながら、南区の「用途地域」は住居専用地域が大半を占めます。繁華街を作れない法規制があるため、夜間に騒ぐ場所自体が存在しません。統計的にも犯罪発生率が低く、治安と静寂がセットになったエリアです。
【街の解説】
「五感のデトックス」ができる街です。元オリンピック会場などの広大な公園が点在し、窓を開ければ山の緑が見えます。地下鉄南北線の始発駅のため、毎朝座って通勤できることが、通勤ストレス(満員電車)を劇的に軽減します。
【街に住む上でのデメリット】
高齢化と買い物の利便性です。古い団地が多く、地域によってはスーパーまで距離があります。また、ヒグマの出没情報がニュースになることもあり、自然に近い分だけ野生動物への注意が必要です。
【データ】
・静寂スコア:★★★★☆
・公園面積:一人当たりの公園面積が広い
・コメント:
計画的に作られたニュータウンであり、道路幅が広く確保されています。家と家の間隔(隣棟間隔)が広いため、隣人の生活音が聞こえにくい構造になっています。空港へのアクセスが良いにもかかわらず、飛行機の航路直下からは外れているエリアが多く、空の騒音も控えめです。
【街の解説】
「自己肯定感が上がる街並み」です。「花のまち」として景観条例が整っており、自分の住む街が美しいこと自体が心の安定に繋がります。歩道が広く整備されているため、散歩の質の高さは都市圏随一です。
【街に住む上でのデメリット】
JR快速エアポートは便利ですが、混雑率が高いです。札幌への通勤ラッシュ時は座れない覚悟が必要です。また、車がないと市内の商業施設(道の駅や大型スーパー)への移動はやや不便です。
試される大地で静かな生活
投稿日: 2025年12月31日 - 更新日: 2025年12月31日